
今年もボーナスの時期がやってきましたね。
ふだんから節約を意識した生活を心がけている方でも【ボーナス】という言葉にはどうしても心が躍りだしてしまうのではないでしょうか。
何に使おうかな、と考えるだけでもワクワクしてしまいますよね。
ですが気をつけないと【あれ?ボーナスどこいっちゃった?】【何に使ったんだっけ?】とせっかくの臨時収入も無駄使いに消えてしまうことも。

思い当たること、ありましたね?
この半年に一度やってくるボーナスの使い道、悩みますよね。
特に家計管理をまかされている主婦の方は、責任重大です。
独身時代だったら、欲しかったバッグを買って、洋服を買って、旅行に行って、美味しいものを食べて、、、と自分の好きなことだけに使えたボーナスも、家族が出来たらそうはいきません。
みんなが一体何に使っているのかも、気になるところです。
今年のボーナスの使い道、1位は何だと思いますか?
ボーナスの使い道トップは【貯金】でした。
まあこの結果は毎年のことですので納得の結果なのですが、今年は特に多かったようです。
【老後2000万円問題】【年金2000万円問題】で話題になっている老後不安も大きく関係しているのでしょう。
家族の未来のために、毎月の家計管理だけでなく、ボーナスの使い道についてもしっかりと考えていかなくてはいけませんね。
そこで今回の記事は
- みんながどんなふうにボーナスを使っているのか知りたい方
- ボーナスの活用方法について知りたい方
- 年間100万円以上貯金している私のボーナスの金額とその使い道を知りたい方
にご満足いただける内容となっております。
年間100万円以上貯金しているすぎこの2019年夏の実際のボーナスの使い道についても公開しますのでぜひ参考にしてみてください。
まずはボーナスの使い道ランキングからみていきましょう。
ボーナスの使い道ランキング2019

まずは2019年夏のボーナスの使い道ランキングです。
「Pontaリサーチ」が調査した2019年夏ボーナスの使い道トップ10です。20代から60代以上の年齢と性別からまんべんなく選ばれた3000人の調査結果です。
順位 | 使い道 | 割合 |
1 | 貯金・預金 | 38.1 |
2 | 旅行(宿泊) | 10.5 |
3 | 外食 | 5.1 |
4 | 食品(普段食べるもの) | 4.1 |
5 | 衣服 | 3.7 |
6 | 財形貯蓄 | 3.2 |
7 | ローンや借入の返済 | 2.3 |
8 | 家電 | 2.1 |
9 | 旅行(日帰り) | 1.8 |
10 | 食品(お取り寄せや特別品) | 1.6 |
特にない | 5.8 | |
支給されない・わからない | 45.8 |
上の結果でもわかる通り、ボーナスの使い道1位は38.1%で貯金・預金です。
1位は6年連続で貯金・預金で、割合は過去最高とのこと。
冒頭でも触れましたが、【年金2000万円問題】や、10月に控えている消費税増税に対する不安が高まっているためと考えられます。

お金、貯めなくちゃ、と思いますよね。。。
ここで興味深いのが、貯金・預金と答えた人のうち 59.1%が使い道については「決めていない」と答えたことです。
【とりあえず貯めておこう】
貯金をしようと思う時、【とりあえず貯める】のも決して間違いではないと思いますが、
なかなか貯まらない、すぐに貯金をおろしてしまう、という方には、
目的別貯金がおすすめです。
住宅購入の頭金、車の買い替え資金、子供たちの教育資金、老後のためのお金、家族でハワイにいくための貯金、、、
出来れば目標金額と、目標を達成したい時期も決めてしまうとやる気もアップしますし、貯まりやすくなりますよ。
たとえば私が利用しているネット銀行の住信SBIネット銀行なら、目的別貯金が出来て、とっても便利です。
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貯金成功のカギは目標設定です!!
次に、年間100万円以上貯金している我が家のボーナスの使い道を公開します。
年間100万円以上貯金している我が家のボーナスの使い道

まずは我が家の家族構成ですが、
私は転妻【転勤族の妻】ということもあり、現在は専業主婦をしています。
子どもは6歳と2歳。
主人は金融機関に勤めていて、詳しい年収はお伝えできませんが、平均よりちょっと高いくらいだと思います。年齢は30代後半です。
ボーナスに関しては営業職ということもあり、成績によってかなり変動があるので、基本的には【あまり期待しない】ように心がけています。
平均するとここ5年間だと少ない時で50万円、多い時で90万円くらいでした。
ボーナスはあくまでも臨時収入ですから、極端な話、【貰えなくても困らない】ように家計を整えておくことを意識してます。

とはいえ貰えなかったらショックで泣いてしまいますが。
それから我が家は転勤族のためしばらくは賃貸ですので、住宅ローンがないです。
車も所有していますが、私がローンを組むのが嫌いで、現金一括購入しているので、現在は他のローンもないです。
夫婦ともに結婚当初は奨学金の返済金が合わせて200万程ありましたが、共働きの時に貯金よりも優先して返済し、完済しています。
前置きが長くなりましたが、我が家の2019年夏のボーナスの内訳を公開しますね。
2019年夏のボーナスの使い道内訳
まず手取りのボーナス額ですが、【78万円】でした。
2019年夏のボーナス、税込み支給額の平均は85万815円。
大体平均くらいはもらったのかな、という感じですね。
この78万円の内訳です。
名目 | 金額 | 備考 |
主人へお小遣い | 6万4千円 | 手取りの8% |
自動積立 | 25万円 | ボーナス月は25万円引き落とされる仕組み |
両家へ | 6万円 | 両実家へ3万円ずつ |
ふるさと納税 | 3万円 | お米など |
子ども貯金 | 6万円 | 3万円ずづ×2 |
帰省費用 | 15万円 | 飛行機代、レジャー費含む |
積立NISA | 8万円 | ボーナスの金額を見てから決定 |
特別費積立 | 8万円 | 半年分の特別費を積立 |
上から順番に説明していきますと、
①主人へのお小遣い:これは夫婦で話し合った結果、ボーナスに関しては【手取り金額の8%】と決めています。なので50万円なら4万円、60万円なら4万8千円となります。
以前は【5万円】とか【10万円】とか金額で決めていたのですが、そうすると不安定な金額のボーナスの場合、家計を圧迫することもあるので、【割合】で落ち着きました。

主人へのお小遣いはなるべく削りたくないところ。
②自動積立:貯金方法の王道ですが、我が家は現金で年間100万円を貯めるために、【毎月5万円】【ボーナス月は25万円】を強制的に貯めています。
この2項目が金額にかかわらず、ひかれる項目、といったところでしょうか。
それ以外の部分は、ボーナスの金額がわかってから振り分けています。
③両家へ:私たち夫婦は、両方とも母親しかおらず、どちらの母もひとりで暮らしています。生活に困るほどではないですが、二人とも決してゆとりのある暮らしをしているわけではないので、ボーナスごとにいくらかずつ渡すようにしています。
④ふるさと納税:これもなるべくボーナスの時に納税するようにしています。
ふるさと納税について詳しく知りたい方は【ふるさと納税の仕組みを誰にでもわかるように徹底解説します。】で解説しているのでお読みいただければと思いますが、毎月納税するよりも、ボーナス等の臨時収入で納税するのがいいのかなあと私は思っています。わりとまとまった金額が必要になることが多いので。
⑤子ども貯金:こちらも金額は決めていませんが、たとえ千円でも出来る時はしています。
教育費は一人500万円を目指しています。500万円に設定した理由は、【教育資金はどう貯める?仕組みを整えて500万円を貯める方法】で詳しく書きました。基本的には児童手当を全額貯金し、毎月貯めているので、ボーナスの時は余裕があったら貯める、くらいの感覚でいます。
⑥帰省費用:我が家は転勤族のため、年に2回、実家に帰省しています。今は九州から関東に帰るため、飛行機代が家族4人分かかりますので金額は大きいです。もちろん格安航空券、LCCを使っていますが、それでも1回の帰省で10万円は必ずかかります。
まだ小さい娘たちを母親になるべく会わせたいので、これは必要経費だと思っています。

近くに住めたら年間20万円以上節約できるのになあ、、、
⑦積立NISA:我が家では毎月積立NISAで投資信託を2万円分積み立てています。
積立NISAは、年間40万円まで積立ができるので、ボーナス等で余裕がある月は、金額設定を増やしています。
積立NISAは、老後資金2000万円問題でも注目されていますが、積み立てる金額も変更しやすいですし、投資をやったことがない方の最初の一歩として始めやすい投資だと思います。
もしくは、最近人気が高まっている、【運用会社で口座を持つ】というのも、老後2000万円問題に対応するための選択肢のひとつになってくるでしょう。
口座開設もネット上でできてしまう上に、手数料もゼロ、管理料もゼロ、毎月千円からコツコツ積み立てられる、とハードルがかなり低いので始めやすいかと思います。
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投資はこわい、という方はとても多いのですが、これはつまり、資産が減る、お金が減ることがこわい、ということですよね。
私は証券会社に勤めていた経験もあるのですが、投資に関してはかなり前向きです。
なぜなら資産が増えないことの方がこわいと思っているからです。
このあたりの話は長くなってしまうのでこの辺で。
【とにかくまずは始めてみる!!】この気持ちはとても大事だと思いますよ。

⑧特別費積立:特別費についてはこちらの記事【通帳の使い分け方法をわかりやすく解説】で書きましたが、特別費とは、【毎月かかるわけではないけど、1年を通してみると、必ずかかるお金】です。
この特別費を、ボーナスの時に【使うお金】として貯金とは別に管理しておくことで、貯金を切り崩すことがなくなるので、【なかなか貯金が出来ない】というのを防ぐことができます。
もっと簡単にいうと、【すぐには使わないけど、次のボーナスまでにかかるお金】みたいに、半年先のイベント等を考えて貯金とは別に管理すると良いです。
我が家の今回のボーナスでの特別費8万円の内訳は
- ゴルフ代2回分 2万円
- 次女の誕生日代 1万円
- 冬に年払いしている学資保険代10万円の半額の5万円
こんな感じで今すぐは使わないけど、必ずかかるお金をボーナスの時に別で管理しておくと、いざという時貯金を切りくずさなくて良くなります。

この特別費に関しては、半年以内に使うお金ですので、私は茶封筒に名前を書いて保管しています。
最後にまとめます。
ボーナスの使い道まとめ
- 年金2000万円問題や、増税への意識の高まりからか、2019年夏のボーナスの使い道トップも貯金
- お金は目標や期間を決めるとモチベーションアップにつながり貯金できるようになる
- 住信SBIネット銀行の目的別貯金がおススメ
- ボーナスなどの臨時収入は、優先順位を決めて割合や金額で使い道を決める
- 節約・節税になるふるさと納税もボーナスなどでお金に余裕があるタイミングでやってみる
- 半年先のイベントや予定にかかる出費は【特別費】として貯金とは別に管理することで、貯金を切り崩さなくて良くなる
最後まで【ボーナスの使い道ランキング2019のトップは貯金!節約家の私の使い道も公開】お読みいただきありがとうございました。
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