教育資金。文字通り教育にかかるお金。
子を持つ親なら1度は教育資金について考えたことがあるかと思います。
ではいったいいくら貯めたらいいのでしょうか。
どうやって、いつまでに貯めたらいいのでしょうか。
一般的にはひとり1千万なんていうのをよく耳にしますが、これは現実的に考えて可能な金額なのでしょうか。
そこで今回の記事では
- 教育資金は1千万円貯めないといけないの?と疑問に感じている方
- 我が家が1人500万円に教育資金を決めた理由とその方法
を知りたい方に向けて書きます。
結論を先に書きますが、教育資金は1千万円貯めなくても大丈夫です。
それよりも確実に「子供のために貯められる金額」を見極め、【貯める道筋】を決めて着実に貯めましょう。
教育資金はいくら貯めればいいのか

教育資金はいくら貯めるべきなのか。
これは各家庭それぞれの考え方でいいと思います。
1人1千万円とよく耳にしますが、我が家の場合、逆算して考えてみてもちょっと無理そう、、、と感じたので、半分の500万円でシュミレーションし、貯金をしています。
貯金をしようと決めるときに重要なことは、達成できる目標であることが大切ですので、一般論に振り回されず、我が家の場合だとこうだな、と置き換えて考えてみてください。
教育資金はいつまでに貯めればいいのか
これも各家庭によるところかと思いますが、私は田舎の割と貧乏な家で育ち、小、中、高、大学まですべて当たり前のように公立でした。大学は資金の問題で公立一択でしたが、、、。
なので本人が望まなければ基本的には公立でいいかなと思っています。
特に義務教育である中学校までは。
その先は本人のやりたいことに合わせて選択していってほしいと思っています。
なのでゴールは中学校を卒業する15歳。ここまでに500万円を貯める方法を考えればいいわけです。
ちなみに公立高校に進んだ場合の1年間にかかる学習費総額は約40万円。
私立高校では約100万円と言われています。
3年間だと公立高校120万円、私立高校300万円ですからその差180万円、、、
できたら、、、公立に行って欲しいな、、、(心の声)
入学前に500万円貯金があれば、安心できますね。
15歳までに500万円貯める方法

ひと月いくら貯めればいい?
15年間で500万円貯める方法を考えます。
まず年間に必要な貯金額は
500万円÷15年=333333円ですので約30万円とします。
次に月にいくら貯めればいいのか考えます。
30万円÷12か月=2万5千円
ひと月当たり2万5千円貯めればいいということがわかりました。
2人だと5万円。
これは、無理です。
別の方法を考えます。
児童手当は全額貯金する
ひと月2万5千円貯めていく、というのは今すぐは無理だと思ったので、次に児童手当について考えてみました。
児童手当、15歳までにいくらもらえると思いますか?
その額なんと200万円です。*生まれた月によって多少変動あります
内訳はこうです。
0歳から2歳まで 毎月15000円 トータル54万円
3歳から15歳まで 毎月10000円 トータル144万円
合計198万円
なんと国から約200万円はもらえるのです。
ここで大切なことは一つだけ
児童手当は絶対に使わないこと。
使わないだけで、教育資金の40%は準備できます。
おすすめなのは普段は使っていない口座に振り込み先を指定することです。
これから児童手当をもらう予定の方は新しく口座を作るのもおすすめです。
その口座は【子供のためのお金】と名前を付けて、自分で使ったりしてはいけません。
これから始めようとしている方で、もう使っちゃったよ、、、という方は次からでも構いません。市役所に電話をして、振込先を変えてもらいましょう。
少し面倒に感じても、貯金は仕組みを作ることが出来ればあとは簡単に貯めることが出来るので、最初が肝心です。
学資保険に加入する
我が家では上の子に200万円、下の子にも同額の学資保険をかけています。
満期は15歳。
この時点で一人400万円は貯められることになりました。
児童手当で200万円、学資保険で200万円、500万円まであと100万円です。
100万円を、15歳までに貯める
今でこそ15歳までに500万円と具体的な目標に向かって教育資金を貯めることに励んでいる私ですが、児童手当と学資保険は貯めていたものの、この100万円を貯め始めたのは、長女が5歳、次女が1歳になった時でした。なのでそこから逆算して考えました。
長女→15歳まであと10年
10年で100万円、年間10万円
一か月あたり8333円
次女→15歳まであと14年
14年で100万円、年間約72000円
一か月あたり6000円
二人合わせると ひと月14300円
これなら出来そうだったので1年間続けています。
まとめ
教育資金を貯める方法をまとめると
①いくら必要か?いくらなら貯められるか?を考える
②児童手当は全額貯めれば15歳までに200万円貯められるので、専用口座で管理をし、絶対に使わない。
③①から②を引いて、15歳までに年間いくら必要なのか、月々いくら必要なのかを算出し、専用口座へ貯める。
大切な子供たちのために、絶対貯めるんだ、という気持ちも大切ですが、このように仕組みを整えていくと、意識しなくても貯められるようになっていきますよ。
一緒に頑張りましょう。
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