こんまりさんといえば、日本で2010年に発売した【人生がときめく片付けの魔法】がミリオンセラーとなり、いちやく時の人となりました。
もちろん私も読みました。
話題になっている年に、ではなく、子どもが産まれ、家が片付かないことにストレスを感じるようになってから読みました。
凄い本です。
読んだことのある方はわかると思いますが、そこに書いてあることを実行するだけで、片付けの概念がすっかり変わり、家もめっちゃ綺麗になりました。
リバウンドしない方法なので、いまだに綺麗です。
捨てるか残すかは、「ときめくか、そうでないかで決める」
書いてある通りにしたら、ほとんどのモノにときめかなかったので、ものすごいゴミの量になりました。
そんなこんまりさんですが、現在は日本を飛び出して、2016年からアメリカのロサンゼルスにお住まいです。
そして2019年の1月からNetflix(ネトフリ)でシリーズ化されている
【KONMARI~人生がときめく片付けの魔法~】がなんとアメリカのエミー賞候補になりました。
この番組、なんと190か国で放映されています。
エミー賞の発表・受賞式は2019年9月22日にロサンゼルスで行われます。
そこで今回の記事では
- エミー賞て何?どんな賞?と疑問に思っている方
- 米エミー賞候補になっている【KONMARI~人生がときめく片付けの魔法~】はどんな番組なのか気になっている方
に向けて、エミー賞候補になっているこんまりさんの 【KONMARI~人生がときめく片付けの魔法~】 観たさにNetflixに会員登録した私が、
こんまりさんがアメリカでどのようにご活躍されているのか、ご紹介したいと思います。

いや~、こんまりさんは、すごかった!!
いつのまにかこんまりメソッドは、世界進出していたんですね。
まずはエミー賞についてご紹介します。
こんまりさんの【 KONMARI~人生がときめく片付けの魔法 】がノミネートされたエミー賞とは
エミー賞、日本では耳にしたことはあるような気はするけど、芥川賞とかノーベル賞とかと比べると、どんな賞なのか、どのくらい凄いのかイメージわかないですよね。
アメリカの賞、といえば、グラミー賞やアカデミー賞が話題になりやすく、
グラミー賞は音楽の賞で、
日本でも人気のテイラースウィフト、エド・シーラン、ブルーノ・マーズなどが最近の受賞者です。
アカデミー賞は映画の賞で、
受賞作品には【グリーンブック(2019年)】や【英国王のスピーチ(2011年)】
ノミネート作品では日本でも記憶に新しい
【ボヘミアン・ラプソディ(2018年)】や【ラ・ラ・ランド(2017年)】などがありますが、
エミー賞は【テレビの賞】で、グラミー賞やアカデミー賞と並んで、アメリカでは知名度が非常に高い賞です。

そんなすごい賞にノミネートとは、、、!!
こんまりさんの【KONMARI~人生がときめく片付けの魔法~】は、2部門にノミネートされており、世界的に注目されている番組だということがよくわかります。
日本時間では2019年9月23日の昼頃に発表になります。

今から楽しみ。
ではこのNetflixでしか観ることができないこんまりさん本人が出演する
【KONMARI~人生がときめく片付けの魔法~】はどんな番組なのでしょうか。
この番組みたさにNetflixに会員登録した私が、番組の内容や感想も合わせてご紹介します。
エミー賞候補になっているこんまりさんの【KONMARI~人生がときめく片付けの魔法】はどんな番組か
Netflix(ネトフリ)のオリジナル番組である【KONMARI~人生がときめく片付けの魔法~】(原題はTiding Up with Marie Kondo)は、
近藤麻理恵さんがアメリカの様々な家庭を訪問し、片付け方法を伝えていくドキュメンタリー番組です。
ところでこんまりさん、いつのまにこんなに有名人になっていたのでしょうか?
そもそも近藤麻理恵さんの著書、【人生がときめく片付けの魔法】ですが、
なんと世界40か国以上に翻訳され、累計1100万部以上を超える、大ベストセラーになっていたんですね。
アメリカでは【KONMARI】という言葉は【片づける】という意味で使われるほど、社会現象を引き起こしているそうです。

こんまりさん、いつのまにか動詞に、、、!?

これは本当にすごいことだよね!!
片付けブームを巻き起こし、リサイクルショップに大量の不用品が持ち込まれるなど、大きな影響を与えており、2015年にはTIME誌に【もっとも影響力のある100人】にも選ばれています。
そんなこんまりさんに目を付けたアメリカの動画配信大手ネットフリックス社が手掛けた 【KONMARI~人生がときめく片付けの魔法~】の内容ですが、こんまりさんが様々な家庭に訪問し、【こんまりメソッド】を実行していく、という一見シンプルに感じる内容なのですが、
なかなか深い内容の番組となっておりました。

アメリカのドキュメンタリー番組は、大体おもしろいよな
エピソード1は8話構成で、それぞれ様々な理由から【片づけられない】家族が登場します。
老夫婦や、動物と暮らす新婚夫婦、未亡人に、狭い家に引っ越した4人家族、、、
皆さんそれぞれ【片づけられない】【片付かない】悩みを持っていて、
こんまりメソッドを実行していくことで家も、人生も、考え方までも変わっていく、、、といったストーリーなのですが、
その中でも私が最も印象に残ったのが、
【幼児と一緒にお片付け】の回
これは私が子供が生まれてから家が片付かなくなったことがきっかけでこんまりさんの本を手に取り、結果、さまざまなストレスから解放された時の自分と重なり、涙が出てしまったエピソードです。
最後に少しだけご紹介します。
KONMARI~人生がときめく片付けの魔法 ~【幼児と一緒にお片付け】レビュー
【幼児と一緒にお片付け】では、
小さい子供2人(4歳と2歳)を抱えてなかなか家が片付かないレイチェルとケビン夫妻のおうちが舞台

またこの2人の子供たちがかっわいいんです!!
この夫婦は結婚5年目で、アメリカ人夫婦らしい、お互いのことを認め、褒めあう【ラブラブ夫婦】に一見見えるのですが
若干ぎくしゃくしています。
家が片付かなくて、夫婦仲まで微妙な感じになっていることに悩みを抱えている夫婦です。
私は特に奥さんのレイチェルさんにとても感情移入してしまったのですが、
ケビン:全部やれとは言ってないけど、家族の誰かがやらないと。
レイチェル:わかっているけどあなたは仕事、私は家。家では子供が走り回ってカオスなのよ。時間がないの。
ケビン:君とは意見が違う。
みたいなやりとりをしているときのレイチェルさんの表情。
わかってもらえない、怒りと悲しみの表情。
こういうママの悩みは、日本のママだけが抱えているわけではないんだなあとジーンときてしまいました。
撮影中も2歳の子が「ママ―ミルクちょうだーい」と言ってきたり。

わかる!!わかるよおおおお!!
となんだか昔の自分を思い出して、胸がぎゅーっとなります。
家にずっといるのに家が片付かないことに不安になっているレイチェルと
いい父親になりたいけど、自分が仕事が忙しくてストレスが溜まり、片づけられない妻を責めてしまい自己嫌悪に陥っているケビン
2人とも愛し合っているけど、
【時間がなくて楽しめる余裕がない】ということでとても悩んでいました。
こんまりさん、すべてのエピソードで一番初めに
【おうちに挨拶】するんですね。
目をつむって、おうちに感謝する。
こういうところも、信仰の深いアメリカ人にうけているところなんだろうなと感じました。
この最初のあいさつの時点で涙を流してこんまりさんに
【まりえ、来てくれて本当にありがとう】
と言ったレイチェルさんがまた印象的でした。
このエピソードは、おうちが片付くことで、夫婦仲までよくなっちゃう!というメッセージが込められていました。
また、こんまりさん、日本で話題になっていた時もよくテレビ出演されていて、当時から笑顔の素敵な方でしたが、
アメリカ人の中にいるとその【小柄さ】【笑顔】【清潔感】が際立ち、困ったおうちにまいおりた天使のようにも見えました。

愛されるのにはこのあたりにも理由がありそうです
こんまりさんの本を読んだことがない方でも、【おうちが片付かない】ことでストレスを感じている方は、この番組を観ることで、おうちが片付くことで、こんなに変われるんだ、と驚くだろうなと思います。
最後にまとめます。
こんまりさんのエミー賞候補、番組まとめ
- こんまりさんの番組 Netflixの【KONMARI~人生がときめく片付けの魔法~】 がノミネートされたエミー賞は、アカデミー賞やグラミー賞と並ぶすごい賞
- 「KONMARI」は「片づける」という意味を持つ動詞になるほどアメリカでも社会現象を起こしている。
- 【KONMARI~人生がときめく片付けの魔法~】は、現在アメリカで暮らしているこんまりさんがアメリカの家庭に訪問し、こんまりメソッドでお片付けをしていくドキュメンタリー番組
こんまりさんは番組の冒頭で
【私のミッションは、お片付けによって世界をときめかせることです】
とおっしゃっています。
私もこんまりメソッドでお片付けの魔法にかかった一人ですが、
これからもこんまりメソッドは世界中で広まり、ときめく生活を実現する人が増えていくことでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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