
まとめ買いは節約になると思い込んでいる方は、実は貯金が出来ない人、浪費家の人が多いです。
安い時に安いものを大量に買う。
一見節約になりそうですよね。
私も節約に目覚めた初期のころ、やっていました。。。。
「わーい(*´▽`*)アルミホイルが1本50円だったから3個買っちゃった!!」
→結局1年以上使わない。劣化して廃棄。
「ケチャップが1個198円だったから2個買っちゃった!!」
→買ったこと自体忘れる。何年も経ってから戸棚の奥で賞味期限が切れた状態で発見される。

この行動が無駄だったと気が付くまでに、何年かかったことか、、、(後悔!!)
そこで今回の記事はこんな人に向けて書きました。
- まとめ買いが節約だと思い込んでる方
- なかなか貯金が出来ない方
- 家中特売品で溢れかえっている方
理由は3つあって、
- 無駄な消費が増える
- 家計管理が難しくなる(というかできない)
- 在庫管理という手間が増える
順番に説明していきます。
ちなみに最後にまとめ買いしても良いものも載せましたので参考にしてください。
まとめ買いが節約にならない理由は3つある

まとめ買いが節約にならない、むしろ浪費になってしまう理由は3つあります。無駄な消費が増える、家計管理が難しくなる、在庫管理という手間が増える、の3つです。
1つ目のまとめ買いをすることで、しなくてもよかったはずの消費が増えてしまうことについて詳しく説明します。
1つ目:無駄な消費が増える
一つ目は、まとめ買いをすることで、無駄な消費が増えることについてです。
これはどういうことかというと、例えば今晩のメニューはハンバーグ。
仕上げにケチャップを使おうとしたら、
「あ、そういえばこないだ切らしちゃったんだった、、、」
「こんなにちょっとしかない、足りないじゃん、、、」
こんな時、まとめ買いをしていた場合と、していなかった場合について考えてみます。
まとめ買いをしていなかった場合
あ、今日のおかずはハンバーグなのに、ケチャップがない!!!
もうこんな時間だし、今から買いに行くのは無理だしどうしよう、、、
ケチャップの買い置き、ないんだよな・・・。
ってなったらどうしますか?
ちなみに私は節約家ですので、コンビニで割高なケチャップなんて、絶対に買いたくありません。
なので答えは「あるものでなんとかする」です。
もちろん残ったケチャップは最後の1滴まで使い切りますよ!!
この場合ですが、ハンバーグにつけるの、ケチャップじゃなくてもいいですからね。
ポン酢とかお醤油とか家にあるものをアレンジして美味しいソースが出来たりします。

ググればなんとかなります。
ケチャップ、なくてもなんとかなりましたね。次の日いつものスーパーで無事に買いました。
ではまとめ買いをして、ケチャップの在庫があったときはどうなるでしょうか。
まとめ買いをしていた場合
このハンバーグのシチュエーションで、ケチャップの買いだめがあったらどうなっていたでしょうか 。
あって良かったー!!
とはまあ、なるんですけど。
その前の部分が大事なポイントです。
おそらくまだ頑張って絞れば出てくるのに、ストックがあると思うと、とっくに捨てちゃって、新しいものを使っているんですよね。
これがまとめ買いが節約ではなく、むしろ浪費を生んでいる、と言える部分です。
まとめ買いをした場合に起こる浪費
ケチャップを例に出しました。ここで重要なのは、
「ストックがあると思うと、無駄使いをしてしまう。」
「物を大事に使えなくなる。」
これがまとめ買いの落とし穴なんです。
これはケチャップだけではなくて、シャンプーとか、洗剤とか、化粧品とかにも言えます。
ストックがあると思うと、まだ使えるのに新しいものに手を出してしまうんです。
なければ今あるもので何とかなるのにもかかわらず、です。
シャンプーも洗剤も薄めてまで使う必要はないですが、「あ、ない」と思ってから買うまでの間、何とかしようと思えば何とかなりますよね。
化粧品だって、今日だけ限定で薄化粧にしたり、子供につけてるベビーオイル使ってみたり(これが意外と良かったりして)
そういう考え方の方が、節約をする場合は大切ですし、実際に節約効果もあります。
また、食品なども、大量に買うことで無駄な消費、浪費を生みがちです。
特に気をつけたいのが、ビールやお菓子などの嗜好品です。
「あるから飲む」「あるからついつい食べちゃう」などなければ我慢出来たりしたものの無駄な消費を促すことにもつながります。

ビールは1日1本まで!!だから1週間に6本しか買いません。なければお茶で我慢。
これが1つ目の理由です。
次に2つ目です。まとめ買いをすると家計管理が難しくなることについて解説します。
2つ目:家計管理が難しくなる(というかできない)

家計管理は予算を決めることがとても重要なのです。
それについてはこちらの記事に詳しく書きました。
まとめ買いをすると、この予算管理が非常に難しくなります。
特に「日用品」の部分がまとめ買いをした月はどうしても高くなりますので、予算を決めることすら難しくなります。
そもそも私、まとめ買いをしていた時、日用品の割合が異様に高かったんです。
それも毎月、です。
毎月なにかしらのまとめ買いをしていたから当然です。
これ、いつから節約になるのかな、、、そう思ったのもまとめ買いをやめるきっかけになりました。
やめたとたん、年間を通して安くなりました。
予算を決める時にもまずは、「自分が何にどれくらい使っているのか、使えるのか」を把握することが大切ですが、まとめ買いをしてしまうことで「実は必要ではないもの」も含まれてしまうため、管理すること自体難しくなってしまうのです。
管理することが難しい→続けるのが難しいのでまとめ買いはやめた方がいいのです。
「必要なものだけ買う」ようになると、食費も日用品も節約できるようになりますよ。
最後にまとめ買いをした結果生じる、在庫管理についてです。
3つ目:在庫管理という手間が増える
たまたま読んだホリエモンこと堀江貴文さんの本にも書いてあったのですが、成功するビジネスの4原則のひとつに「在庫を持たないこと」って書いてあったんですね。
これに書いてありました。ちなみに4原則は、「小資本」「在庫がない、少ない」「利益率が高い」「毎月収入がある」の4つでした。さすが納得。
「貯めるバカほど貧しくなる」って。そんな、、、Σ(゚д゚lll) 今度読んでみなきゃ。読んだら貯めるのがばかばかしくなるのかな、、、、。
家計管理とビジネスはもちろんちょっと違うかもしれませんが、「在庫を持つ」ということはそれだけでリスクがある、という部分はとても納得。
家計においても、在庫を持つのはリスクがあります。
洗剤をいくつも買いだめしたり、ラップやアルミホイル、ティッシュやトイレットペーパー等、
「いつか使うから」「安いから」という理由だけで買いだめしたものがなければ、もっとクローゼットに空きが出来たり、お掃除の手間が減ったり、すっきりした暮らしができるのではないでしょうか。
もちろんしっかり管理できなければ、賞味期限が切れて結局捨てることになり、ただの無駄になってしまうことも起きやすいですよね。これが浪費につながっています。
本当の節約になるのは、「安いものを大量に買うこと」ではなく、「必要なものを必要最小限で済ませる」ことなのです。
これに気が付いた私は、家計も節約できましたし、家の中もすっきりしました。
まとめ買いで得られるかもしれない効果より、よっぽど良いと思いませんか?
とはいえまとめ買いしてもいいもの(した方がいいもの)、節約につながるものもあるので、最後に紹介します。
まとめ買いで節約になるもの

これは人により異なりますが、子育て世帯に代表的なまとめ買いに向いているものはオムツです。
子育てをしている方であればオムツなどは消費スピードが早く、なくなると困るので安い時に買いだめすべきもののひとつと言えます。
私は、オムツは絶対アマゾンファミリーでしか買いません。
どう考えても安いですし、自宅まで届けてくれることのありがたさよ、、、!!
食材も、まとめ買いすることで食費の節約につながりますが、これについては向き、不向きがあるので難しいと感じる方もいるかもしれません。
基本的にはスーパーに行く回数は少なければ少ないほどいいのですが、あくまでもきちんと使い切れることが前提ですので、慣れるまではとにかく行く回数よりも「予算を決めて、それを守る」ことを意識した方が良いです。
食品でまとめ買いに向いているものは、第一に「賞味期限の長いもの」です。
「安いから」を理由にまとめ買いをするのは節約になりませんが、自分でしっかり管理できるものであれば、まとめ買いした方がいいものもあるということです。
まとめ
まとめ買いが節約にならず、むしろ浪費になる理由を、
- 心理的に無駄な消費が増えること
- 家計管理が難しくなること
- 在庫管理が手間になること
この3つに分けて説明しました。
消費増税などでまとめ買いをした方がいいのかな、、、と思っている方、そのまとめ買い、実は無駄な浪費になっているかもしれません。
安いものを大量に買うことは、節約ではありません。
必要なものだけを買って、上手に節約していきましょう。
最後まで「まとめ買いは節約にならない!?実は浪費につながる本当の理由」をお読みいただきありがとうございました。
コメント
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