
子供が爪を噛んでいると、親としてはとても心配になってしまいますよね。
ネットで調べてみると、【子供が爪を噛むのは愛情不足が原因だ】などど書かれていたりして、余計に心配になってしまいます。
かくいう私も娘が4歳の頃、娘の爪噛みに頭を悩ませた母親のひとりです。
かわいい子供が自分のせいで爪を噛んで、指先を痛めていると思うととても胸が痛みました。
そこで今回の記事では
- 子供の爪噛みの癖がなかなか治らない
- 子供の爪噛みを治したい
と思っている方に向けて
今すぐ出来る、効果的な方法をお伝えします。
爪噛みの原因を探って苦しむよりも、指先をしっかり保湿して、爪噛み防止ネイルを塗ってあげると、いつのまにか治っていますよ!

苦いネイル、めっちゃ効果あるよ!!
子供はなぜ爪を噛んでしまうのか
娘が爪を噛んでいると気が付いたころ、私は妊娠初期で、つわり真っ最中でした。
家でも横になっていることが多く、娘の相手を思うようにしてあげられない日々が続いていたので、さみしい思いをさせてしまったせいだ、、、と自分を責めました。
そこで、それまでよりも意識的に言葉で愛情を伝えたり、抱きしめてみたりしていたのですが、娘の爪噛みは一向に治る気配がなくむしろ悪化していました。
治るまで半年ほどかかったのですが、その間ほとんど爪切りを使うことがなかったほどです。
爪噛みは繊細な問題だから叱るのは良くないと言われていますが、私は思いっきり怒ってしまっていました。
「どうして何度も言っているのにやめないの!」などと怒鳴ってしまったこともありました。
娘がかわいそうな気持ちと、それが自分のせいなんじゃないかという苛立ちからなんとしてでもやめさせたい。そう思って必死になっていたのです。
なので娘も家で私と一緒にいる時は爪を噛むことはなかったのですが、幼稚園から帰ってくると必ず爪を噛んでいました。
爪噛みの原因は愛情不足ではない
実は私も幼いころ、爪を噛んでいました。
理由を聞かれても答えはわかりません。
爪噛みのきっかけは何にせよ、「癖」になってしまっていることが問題なのです。
大人でも様々な癖がありますよね。
貧乏ゆすりや頭をかく、鼻をほじるなどさまざまな癖があります。ですので気にしすぎるのはよくありません。
人の癖には、本人にとっては不安を和らげたり、心を落ち着かせ、精神的なバランスを取る効果もあるため、無理やりやめさせようとすると逆に本人の負担になってしまいます。
ですがあまりにも深爪が続くとそこから菌が入って痛みや腫れなどの爪周囲炎などが起きてしまう可能性があるので、やはりなるべく早くやめさせたいと思うのが親心です。
自分を責めるのではなく、やめられるように出来ることをしてあげましょう。
子供の爪噛みに有効な対処法

万が一子供の爪噛みの原因が愛情不足だったとして、愛情を沢山ささげたところで爪噛みは解消されるのでしょうか。
答えはNOですよね。
たくさん愛してあげましょうなんて言われても、もう十分に愛しているのにこれ以上どうしたらいいのかわからないですよね。
爪噛みには、有効な対処法というのがちゃんとあります。
爪を綺麗に整えてあげる
爪を噛んでしまっていると、指先までボロボロになってしまいます。
乾燥でささくれになってしまうことで余計に爪が気になり、なかなかやめられない原因になることも。
なのでしっかりと保湿ケアをして、爪先を整えてあげることが有効です。

スキンシップもできて一石二鳥!
子供向けのハンドクリームです。夜寝る前に塗ってあげると爪先もしっとりとします。
自然と手が触れてマッサージにもなるのでスキンシップにもなります。
「爪、痛そうだからお薬塗ってあげようね」
「今度はちゃんと伸ばしてあげようね」などの声かけもおススメです。
可愛いクリームだと子供も喜びますよね。
それから、爪やすりなどを使って、爪自体を綺麗にしてあげることもおすすめです。
赤ちゃんから使える爪やすりです。表面の凸凹を取ってあげるだけでも爪が綺麗になるので噛む気がなくなります。
特に美意識の目覚めてきた女の子には効果ありますよ。
爪噛み防止グッズを使う
爪噛みが癖になっている場合、良くないとわかっているのにいつのまにか爪を口に持って行ってしまう、、、というのを防止するグッズがあり、うちの子にはとても効果ありました。
こちらは日本製でマニキュアになっています。
おもちゃの誤飲防止などにも用いられる成分が使われていて、除光液がなくても落とせるため安心して使用できます。
こちらは苦くて有名なセンブリ茶のエキスが配合されていて、ぬるま湯で落とせるビターネイル。毎日声をかけながら塗ってあげられます。指しゃぶりにも。
こういったアイテムを使用するのには賛否両論あるかと思いますが、強制的に治す、というよりは「気づき」などの治す「きっかけ」になってくれるアイテムなのでぜひ使ってみてください。
確かに苦いのですが、苦しむほど、とか泣くほど、ではないので子供も楽しんでぬらせてくれました。

苦いから噛まないように!のきっかけに!
爪を噛んでいるのを見ても口に出さない
私がそうだったのですが、爪噛みをやめてほしい、とさんざん伝えたのにそれでも子供が爪を噛んでいるのをみるとついかっとなってしまうこともあると思います。
そんな時はぐっとこらえて口には出さず、そっと口から手を離してあげるだけで子供には伝わります。
爪噛みはやめた方がいい、それはわかっているけどやめられないのが癖なのですから、その度怒ってしまうのは逆効果になりかねません。
強制的にやめさせることは難しいのが癖ですから、自然とやめられる日がくるまで、声には出さず、そっと手に触れることで誘導するくらいでいいのです。
子供の爪噛み対処法まとめ
子供の爪噛みの原因は愛情不足ではありません。
ですので自分を責める必要はありません。
もし子供の爪噛みを発見したら少しだけ悲しい気持ちになりますが怒って強制的にやめさせることは出来ないので
爪先をハンドクリームなどでいたわりながらケアしたり、爪噛み防止グッズを使って自然をやめられるように手助けしてあげましょう。
その過程で親子のスキンシップも出来、必ずやめてくれますよ!
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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