シラミの症状の代表的なものに、【頭のかゆみ】があります。
ですが実はこのシラミの症状のひとつである【頭のかゆみ】が出るころは
シラミの感染からなんと1か月以上も経っている可能性があることをご存知でしょうか?
日本のシラミには頭に寄生するアタマジラミ、衣服などに寄生するコロモジラミ、陰毛などに寄生するケジラミの3種類が確認されていますが、
シラミに吸血された痕は、激しいかゆみをともなう症状があらわれます。
ですがシラミの成虫は2~3ミリと小さく、1匹に血を吸われたくらいでは気が付かないことも多く、かゆみが気になりだすころには感染から約1か月、そのころには成虫も10匹近くになっていることもあります。
そうなってからの駆除は本当に大変ですよ。

我が家がそうでしたので、、、
そこで今回の記事では
- シラミに感染したらどんな症状が出るのか
- かゆみの症状が出る前にシラミに気が付く方法
をご紹介します。
この記事を書いている私は、昨年5歳だった娘がシラミに感染し、ものすごいショックを受け、アタマジラミの生態からその駆除方法についてまでとても詳しくなったので、
ちなみに現代においてもなかなかシラミの流行がおさまらない原因のひとつに
【私たち親世代の無知】も含まれているので、しっかりとシラミについて知ることで、
みんなでシラミの流行を食い止めましょう。
シラミがどこからやってくるのかについてはシラミはどこからうつる?感染経路を知ってシラミを予防しようで詳しく解説しています。
シラミの症状にはどんなものがあるのか

まず初めにシラミの症状についてですが、
皆さんもイメージしている通り、【頭のかゆみ】があります。
夏の日にプーンと飛んできて、チクッとさしてくる蚊をイメージしてみてください。
蚊も人間の血を吸血して生きる生き物の一種ですが
シラミもそうです。
ここでいうアタマジラミは、人間の頭に寄生して、頭皮の血を吸って生きています。
その時に蚊と同じように頭皮に痒みが出るのです。
私の娘が感染した去年の冬、たくさんの【シラミ経験者】のママたちに話を聞いたところ、
- あまりにも頭をかゆがるから見てみたらシラミがいた
- 子どもが頭をかいていたらポトッと何かが落ちてそれを確認してみたらシラミだった
- 頭がかゆいというのでよくチェックしてみたらシラミの卵があった
などシラミの症状として痒みは代表的なものといえます。
ですが冒頭でも触れたように
シラミの成虫は2~3ミリととても小さく、その吸血量もたかが知れているため
実は感染してすぐにはその症状である痒みに気が付かないことがほとんどなのです。
かくゆう私も、まわりでシラミは流行っていたので気にはしていたものの、実際に娘のシラミの感染に気が付いたのは娘が異様なほど頭をかいているのを見てやっと卵を発見し、
駆除の際には成虫5~6匹
シラミの卵に関しては100個以上ありました。
その時の詳しい内容は子どもがシラミに感染したら、くしとシャンプーで今すぐ駆除しようでも紹介していますのでぜひご覧ください。(写真付き)
なので症状が出てから気が付くのではやや遅いですし、
そもそもこの【頭が痒い】という症状もあまりにも日常のことすぎて、そんなにすぐに
【あれ、、、これシラミかも、、、】とはなかなか思えないですよね。
ですので次は、シラミの症状である痒みが出る前にシラミに気が付くことが出来るように、
シラミの早期発見の方法をご紹介します。
シラミの症状である痒みが出る前に、シラミに気が付くためには
シラミに感染してしまったら、その数はあっという間に増えていきます。

成虫が1ぴきついてしまったら、1日に3~4個、1か月で100個以上卵を産みます。
成虫だけでなく幼虫も血を吸うので、感染から1か月もする頃にはかなり吸血されて、痒みも相当なものになっていることでしょう。
あまりにもかいてしまって、皮膚炎等を起こしてしまっている場合は迷わず病院へ行きましょう。
シラミを見つけたら病院に行くべき?シラミで病院にかかる必要があるのはどんな時かでは、シラミの感染のみで病院に行く必要はないけれど、頭皮の状態によっては行った方がよい理由についてまとめています。
この痒みの出る一か月の間に出来ることそれは
シラミの卵の発見
これにつきます。
学校や幼稚園でシラミのお知らせが来たら決して他人事と思わず
必ず子供のあたまに【シラミの卵がいないか】
チェックしましょう
シラミの卵の特徴
シラミの卵の特徴ですが
- 大きさは1ミリ程度でとても小さい
- 髪の毛についている時は白く、フケとにている
- 指でつまんでも絶対に取れない
- 髪の毛の根元近くについている
- 耳の後ろや後頭部、襟足や前髪の生え際などに多く見られる
- 爪でひっかいて取ると茶色く透けたような色

次に私の娘の実際の写真です。

この白いポツンとしたものがシラミの卵です。
このころ娘の髪の毛はショートカットで、毎朝髪の毛を結わくためにチェックすることもなかったことも気が付くのに時間がかかってしまった原因のひとつです。
とにかくシラミの症状である痒みが出る前に、早期発見のためにも
よーく子供の頭を見てみてください!
暗いところだと見えにくいこともあるので明るい屋外や、日中見てみることをおすすめします。
我が家では目でするチェックの他に、ニットピッカ―フリーコームを定期的に使っています。

もう手放せない!
予防のスプレーを使用するようになってから一切うつっていません。
最後にまとめます。
アタマジラミの症状まとめ

アタマジラミの症状の代表的なものはやはりシラミの吸血による【頭皮のかゆみ】です。
シラミ1匹に吸血されたぐらいではそのかゆみに気が付かないことがほとんどで、このかゆみの症状が出るころにはシラミの感染から1か月以上たっていることが多く、そのころにはシラミの卵も100個以上となり、駆除はとても大変です。
ですのでシラミの症状である痒みが出る前にシラミに気が付くためには
シラミの卵の早期発見がとても重要です。
シラミの卵は一見フケの様にも見えますが、指で挟んでも取れないという特徴がありますので
こまめにお子さんの頭のチェックをして、つらいかゆみの症状が出る前に駆除してあげましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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