
今からちょうど一年前の冬、当時5歳だった長女の頭にシラミを発見しました。
そのあと1歳の次女と私にまで感染し、我が家の歴史に大きな1ページを残した【シラミ事件】
この世で一番嫌いなものは虫と言っても過言ではない私にとってそれは大事件でした。
そのことをきっかけに、同じような方のお役に立てればと思いこのブログにもシラミ関連記事を多数書いてきました。
今回の記事ではこれまでのシラミに関する記事の総まとめと、
我が家で実際に起こったシラミ事件の全記録を体験談としてここに書きます。
この記事を読んでくださっているあなたはきっと、お子様のシラミを発見し、その対処法について知りたい方だと思いますので
この記事を読めば
- シラミを見つけちゃった、、、一体どうすればいいの!?
- このしつこいシラミの卵、、、一体いつになったら完全に除去できるの!?
- シラミになるとシャンプーとかくしとか買わないといけないのよね!?病院にも行かないと行けないってホント!?、、、一体お金はどのくらいかかるの!?
という疑問が全て解決します。

大丈夫。シラミなんてちょろいもんです!!
さっそくいってみましょう!
シラミを見つけたらどうしたらいいのか
シラミを見つけたらどうしたらいいのかパニックになりますよね。
まず初めに知っておいてほしいのが、シラミは現代でも流行しているということです。子供の頭同士を介してうつっていくのでどんなに清潔にしていても感染します。

だから全然恥ずかしいことではないんだな!
シラミになったら病院に行く方がいらっしゃるようですが、シラミに効く処方箋は存在しないので行かなくて大丈夫です。
※かきすぎて頭皮の炎症を起こしている場合や、アレルギー症状が出ている場合はすぐにお医者さんへ行ってください。
病院に行ってお医者さんに言われるのは
スミスリンシャンプー
ニットピッカ―フリーコーム
病院に行ってもシラミは治りませんので、今すぐスミスリンシャンプーとニットピッカ―フリーコームを購入して、シャンプーでシラミの成虫と幼虫を駆除、コームで卵を取っていきましょう。
かかる費用については、スミスリンシャンプーが2000円前後、ニットピッカ―フリーコームが2500円くらいなので、4500円程度はかかります。
我が家が今でも愛用しているスプレーはこれです。

これ使ってから一度も感染なしなのでおススメです!
では次に実際に我が家で起こったシラミ事件の全容について書いていきます。
リアルな体験記ですので、これからシラミと戦う方のお役に立ちますよ!
シラミ発見から完全駆除までの全記録
シラミの発見から完全駆除までの記録を書いていきます。
我が家の場合、5歳の長女の頭にシラミの卵を発見したのが12月の初旬頃。
完全にいなくなったと実感できるまでは3週間ほどかかりました。
通常1週間~2週間ほどで駆除できると言われているシラミ駆除に、どうしてこんなに時間がかかったのかには、明確な理由があるので最後の方に書いてます、、、
シラミを発見したのはいつ、どんなきっかけだったのか
シラミは夏に流行すると思っている人が多いようですが、そんなことはなく、1年中流行しています。
体感ですが、夏が過ぎた10月頃~冬の間に流行することが多いように感じます。
実際に幼稚園からのお知らせに【シラミのチェックをお願いします】と記載があるのもこの時期が多いです。
娘の頭にシラミの卵を発見したのも12月の初旬頃でした。
たまごの数は100個を超えていましたので、実際に感染したのは11月か10月だったんだと思います。
痒みの症状が出るころには、感染から1か月以上たっている場合がほとんどです。
なぜならそのころ、娘の周りでは【シラミが大流行】していたんです。
仲のいいお友達が感染したと話を聞いて、もちろんチェックはしたんですよ。
でもどこかで【うちの子がなるわけない】と思っていたんでしょうね。
その場でチェックはしても、そのあとあまり気にすることなく過ごしてしまっていました。
そんな私がシラミに気付いたきっかけになったのが、
【娘が異様に頭をかいていたこと】
です。
外出中にふと娘を見ると、異様に頭をかきむしっていたんですよね。
それでおかしいなーと思ってその時も頭を見てみたんですけど、その時は何も見つけられなかったんです。
シラミの卵って、本当に見つけにくいんですよ。
翌朝も気になって、明るいリビングでよーく見てみたら、やっと見つけたんですよ。
画像、いきますね。
苦手な方はそっとページを閉じてくださいね。

シラミの卵のサイズは1mm以下で本当に小さいです。
しかも髪の毛の根元の方についているのでただ頭を見ただけでは絶対に気が付かないです。
そして、取ろうとしても、取れない。
ここでやっと気が付くわけですね。

これ、シラミの卵、、、!?
シラミ発見後、どうしたか
とりあえずどうしたらいいかわからなかったので、幼稚園にそのまま行かせてしまったのですが、今思えば休ませるべきだったと思います。
娘の頭にシラミがいるとわかっているのであれば、他の子にうつさないためにもとりあえず休ませるべきだった。
これがみんなできていれば、シラミの流行も少しは防げると思います。
頭の中がパニックになった私は、最近までシラミになっていたお友達に電話。
私「娘、シラミ、きたわ、、、あれは卵だと思うわ、、、」
友達「ついにきたのね、、、」
私「どうしたらいいのか教えて(助けて)」
友達「とりあえずシャンプーを買いに行くべし。コームはアマゾンで今頼んでもすぐにはこないだろうからうちのを貸してあげるよ!すぐに取ってあげたいもんね!!」
持つべきものは友。
今すぐにニットピッカ―フリーコームを貸してくれるとは!!!!
ちなみにこのコーム、共用しても全く問題ないです。
もちろんコームに生きたシラミとかが挟まっていれば話は別ですけども、そんなことはまずありえないですし、シラミの卵はコームに挟まって髪の毛からはがれた時点で死滅しているのでこのコームを共用することでシラミがうつる心配はありません。

とはいえ新品をお返ししたけどね!(当然)
友人のおかげでシラミの発見当日からニットピッカ―フリーコームを手に入れることが出来た私は、娘の帰宅後、さっそく娘をお風呂場に連れていき、髪の毛をとかしてみました。
シラミとの戦いの始まり
するとポトポト、、、と何かが落ちるではないですか。
いましたね。話には聞いていましたが、いたんですよ、2mm~4mmサイズのシラミの成虫が。
ニットピッカ―フリーコームにもびっちりと卵が挟まっていました。
おそらく10個くらい。1回くしを通しただけで、です。
この時点で心が折れかけるわけですが、友人からのアドバイスで、
「とにかくコームが大事」「シャンプーもするけどコームでとにかく取ってあげるのが重要」「コームは髪の毛が乾いた状態でやる方がいいからシャンプーより先にやってあげた方がいい」
とさんざん言われていたため、娘のために頑張りました。
ひととおりくしを通してみると、この時点でおそらくですが、成虫は5~6匹、卵は100個以上取れました。

コームにはさまったシラミや卵はガムテープにくっつけるのが良いですよー!
その後、薬局で買っておいたスミスリンシャンプーをするのですがここでも成虫が2匹ほど目視出来ました。
実際にはもっといたと思います。
そのあとドライヤーで乾かしている時にも何匹か落ちてきて、卵もまだ全然あることに気が付き、
「これ、やばいな、、、一日じゃ取り切れないな、、、」
となります。
事態の深刻さに気が付いた私はそこから
「頭の中がシラミでいっぱい」
になります。
幼稚園から帰ってきたばかりで散々髪の毛をとかされ、シャンプーまでさせられお疲れの長女がおやつを食べている間も終始頭をチェック

サルの毛づくろい状態
何度も目の細かいコームでとかすのはかわいそうだったし何より嫌がったので、卵のついてる髪の毛を一本ずつハサミで切ったりしていました。
取り切ったと思っても、卵が完全に見つけられなくなる、コームに全然つかなくなるまで1週間ほどかかりました。
次女、そして自分にも感染していることに気が付く

長女のことばかり書いていますが、実はこの間に1歳の次女と私の頭にもシラミの卵を発見しています。
試しにニットピッカ―フリーコームでとかしてみたら、残念ながら二人とも卵が取れてしまったのです。
我が家では当時くしを共有していましたし、同じふとんで寝たり頭をくっつけるなんて毎日のことでしたからうつらないわけありませんでした。
家族の誰かにシラミがいたら、全員にうつっていると思った方がいいです。

意外と子供と頭、くっつけてますよ!!
ですが次女はまだ1歳と幼く髪の毛も薄かったので、1回のスミスリンシャンプーと、数回ニットピッカ―フリーコームをとかしただけでそれ以降卵を目にすることはなくなりました。
大人のシラミは1日で完全駆除できる
上の記事で詳しく書いたのですが、シラミはあまり大人の頭では大繁殖したりしません。
なぜなら
- ドライヤーの利用
- 整髪料
- アイロン
これらはシラミが苦手なのでうつってきても死滅したり、そもそもうつりにくいです。
もし私の様に子供からもらってきてしまったら、
白髪染めやヘアカラー剤を使うことで一発でシラミの成虫も幼虫も卵も駆除出来ます。
理由はカラー剤をすることで薬剤が30分以上も髪の毛についているわけですから、その間にすべて死滅してしまうからです。
子供には使用できないので、大人のシラミ駆除にはうってつけの方法ですよね。
1週間ほどで卵が完全に駆除できたはずの長女でしたがそのあとまた、シラミをくっつけてきます。
長女のシラミ駆除が長引いた理由
ニットピッカ―フリーコームと、スミスリンシャンプーと私の毛づくろい?のおかげで1週間たつころには目でチェックしても、くしでとかしても、卵もシラミも全然目にしなくなりました。
ようやく終わったか、、、と思いながらも念のため帰宅後は毎日コームで髪の毛をとかしていたのですが、ある日突然シラミの成虫が発見されたんです。
え?なんで、、、と絶望的な気持ちになりました。
ここまで毎日コームで丁寧にとかして、殺虫成分が入っているからあんまり使いたくなかったスミスリンシャンプーもしっかり使って完全に駆除したと思ったのに、、、
この時点でシラミの生態についてもかなり詳しくなっていた私。
どう考えても幼虫と成虫は死滅しているはずなのに、この時点でシラミの成虫が発見されるのはおかしいなと。
もし取り切れていなかった卵があったとしても、それが孵って成虫になるまでは1週間以上かかるはずなのに、、、と。
そこでひとつの結論にいたるわけです。
ああ、そうか、お友達からもらってきているわけね。
当時娘にはお気に入りの男の子がいて、その子もシラミに感染していることは知っていました。だからといってその子のお母さんに、【早く除去してください】とはいえず、、、!!
冬休みに入るまでは、予防スプレーで乗り切ろう、という結論にいたるわけです。
冬休みがあけて新学期に入る頃にはその子の頭のシラミもいなくなっていたようで、やっとシラミ事件も幕を閉じたのでした。
いやー、長かったです。(この記事も)
娘の髪の毛にシラミがいる、ということが何より辛くて申し訳なかったですが、体力的にきつかったのは
おうちのシラミ駆除のためのお洗濯
ですね。シラミにかかったら、寝具や布製品にシラミの成虫がついてる可能性があると知った私はほぼ毎日、すべての寝具をコインランドリーに持って行って、乾燥までしていたので本当にくたくたになりましたとさ。
シラミの完全駆除の記録まとめ
我が家がシラミに感染したのはこれを書いている約1年前の出来事です。
子育てをしていると本当に色々なことが起こりますが、なかでもこのシラミ事件簿は歴史に残るとても印象的な事件でした。
娘の頭にシラミって、、、、!!??
しかしこの経験は、本当に良い経験でした。
シラミ事件を通して私は、母として、そして人としても1UP出来たような気がします。
この記事が誰かのお役に立つことを祈ります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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